砕氷艦しらせ[2代目]と同時に公開されていた、護衛艦きりしまも見学してきました。
護衛艦「きりしま」は、日本で2番目に導入されたいわゆるイージス艦です。
艦橋の4カ所に設置されたフェイズドアレイレーダーで360°を捜索し、
脅威と判断したら、垂直発射装置(VLS)から対空ミサイルが発射され、イルミネーターによってミサイルを脅威まで誘導します。
↓垂直発射装置(VLS)からは、対空ミサイルと、対潜ミサイルが発射されます。従来の砲塔が発射方向に向いてから発射する装置と違って、垂直に真上に発射されたミサイルが姿勢を変えて、目標に向かっていくため、短時間で目標に向けて発射することが出来ることと、搭載しているミサイルをそのまま発射出来るため、連続発射に有利な構造です。
砕氷艦「しらせ」と違って、さすがに艦橋は見学出来ませんでしたが、甲板をぐるっと回ることが出来ました。
↓これは近接防空火器システム(CIWS)「ファランクス」
↓これは対艦ミサイル「ハープーン」発射装置。普通は4連装×2だと思うのですが、この日はどちらも3連装状態でした。
↓これは3連装の短魚雷発射装置。実際に発射するときには45°回転して魚雷を発射します。
↓これはオート・メラーラ社製127mm砲。人と較べると大きさが分かります。
↓ヘリコプターは搭載していませんが、着艦して給油する設備はあるため、飛行甲板が用意されています。
あと、11時から海上救出のデモフライトがありました。
なんで、望遠レンズ持って行ってなかったんでしょうね。
すごく悔しかったです。
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