横浜開港150周年記念事業「海フェスタよこはま2009」のイベントの一つとして、船舶の一般公開があります。
そこで、今年完成したばかりで、この秋に初めて南極観測に従事する砕氷艦「しらせ」が7月25日(土)と7月26日(日)に一般公開されました。私は25日に行って来ました。
護衛艦「きりしま」も同時に一般公開されてましたが、これは後日に。
砕氷艦「しらせ」は一般に南極観測船という認識があると思います。
メインの任務は、南極観測隊が観測に使う物資を日本から輸送し、途中のオーストラリアで観測隊員を乗せて、観測基地の近くまで運びます。
今日、見学したときに掲示されていた資料によると、「しらせ」自身も南極付近の海中の調査を行うようです。
また、ご存じの方も、ご存じでない方もおられると思いますが、目的が学術研究などであるため、建造に関しての予算は文部科学省から出ている、珍しい自衛艦です。
10時から一般公開開始でしたが、私が到着した9時過ぎには100人以上並んでいて、見学を終えて帰ろうとした11時半には90分待ちとのことでした。
今日は炎天下だったので、26日に見学する方は熱中症・日射病対策をして下さいね。
あと、私、全く日焼け対策をしなかったのでお風呂で泣きました。日焼け止めも塗って下さい。
見学の前に自衛隊による金属検査・手荷物検査がありました。
右舷後部から乗り込んで、階段を上って後部の飛行甲板へ。
とにかく、広い!
「しらせ」にはヘリコプター(CH-101)が2機搭載されるそうです。
スノーモービルも展示されてました。
そして、南極の石もありましたw
ヘリコプターの格納庫では、「しらせ」の特徴や任務の解説パネルが展示され、記念スタンプとグッズも販売されてました。
順路に従って階段を上っていくと、途中で「初代しらせ」との外観上に違いの一つ「2本煙突」が見えました。
そして、艦橋に到着。
前方に護衛艦「きりしま」が見えます。
下の写真は「きりしま」の見学を終えて、大さん橋の上から撮影した「しらせ」の後部からの写真です。
そして、Picasaにアップした写真のスライドショーです。
飛行甲板の広さ、艦橋の広さ、そして丸みを帯びた船体のラインが印象的でした。
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