Twitterの普及によって(いや、日本国内ではまだブログほど知られてないのは理解してますが。w)、短縮URLが注目されていますが、リンク先が直接見えないので、注意しましょう。
◆短縮URLサービス(Short URL Service)とは
一般的なホームページやブログなどでは、URLはドメインとディレクトリとファイル名で成り立つので、文字の長さとしては、長くなってもそんなに長いと感じることはありません。
しかし、システムが自動的にURLを生成するタイプのサイトの場合、とてつもなくURLの文字数が長い場合があります。
メールマガジンなどにURLを貼り付けたときに、70文字前後で自動的に改行されるとURLがきれてしまうときがあります。
そんなときに、一旦、短いURLを設定しておいて、アクセスされたら自動的に本当のURLに転送するという用途で使用されます。
(例)
【元のURL】
https://blog.osoe.jp/2009/09/twitterfon-twitterfox-echofon.html
62文字
↓
【j.mpを使って短縮URLにする】
https://j.mp/3l4xjw
18文字
62文字が18文字になりますから、その差は歴然です。
しかも、短縮URLサービス自体の文字数は、元のURLの長さに関わらず一定なので、つぶやくときの文字数の予定が立てやすいのです。
(そんなに考えながらつぶやかなくても良いよ。w)
調べてると、アフィリエイターさんも使ってるみたいですね。
今はTwitterの「140文字制限」があることによって、短縮URLの存在感が高まっており、サイトの紹介でよく使われていますし、Twitter自体も長いURLのものを自動的に短縮URLにしてくれるときがあります。
TwitterではRT(ReTweet。元記事を引用してつぶやく)も多く使われていて、短縮URLもそのままくっついて回っていますので、よく見ることがあると思います。
Twitter使ってる人は、ね。^o^
◆短縮URLサービスの種類
短縮URLサービスは様々ありますが、Twitterがキッカケだったので、私が知っているのは下記になります。
- TinyURL.com
- is.gd
- Short.to
- Bit.ly
- j.mp(中身はBit.lyです)
どれも英語サイトですが、このなかで、私が愛用しているのは「j.mp」です。
ドメインが究極に短いですし、サイト自体綺麗で見やすいし、簡単なクリック解析も出来ます。
Twitterが標準でbit.lyを使用していることも、同じ仕組みのj.mpに対して安心感があります。
詳しくは、以前、短縮URLサービス 「j.mp (powered by bit.ly )を活用するで書いたので、ご参照下さい。
◆なぜ、短縮URLに気をつけないといけないのか?
(1)セキュリティ上のリスク
リンクは、リンクをクリックしなくても、マウスオーバー(リンク文字にマウスカーソルを重ねるだけ)すると、ほとんどのブラウザではウィンドウ枠下部のステータスバーにリンク先のURLが表示されます。
このURLのドメインを見れば、知られているドメインとかであれば、基本的には安心出来るわけです。
あくまでも、基本的には、ですよ。w
しかし、短縮URLでは、本当のリンク先URLが一目では分かりません。
このことがマルウェアやスパイウェアやウィルスソフトを配布する悪質なユーザーに悪用されやすいのです。
- Symantec、『Twitter』の短縮 URL に関してユーザーに警告(japan.internet.comの記事)
- Tweeting Misleading Applications(米国Symantec本社のブログ記事。日本のSymantecブログでも和訳して欲しい~)
(2)URLの継続性
根本的な問題ですが、どの短縮URLサービスであっても、そのサービスが停止してしまうと、あっという間にリンクが切れます。
短縮URLを手動で設定した人にとっても分からないでしょう。
これは、どうしようもないですね。
◆短縮URLに気をつける方法(セキュリティ上のリスクに関して)
気をつける方法としては、短縮URLをクリックする前に、そのつぶやいた人のTL(TimeLine)や、つぶやきの内容を見て、クリックしても安全かどうかを「推測」するしかないです。
なかなか難しいことではありますが、一応、みましょう。
また、短縮URLサービス 「j.mp (powered by bit.ly )を活用するの最後の方にて触れてますが、Firefox用アドオンで、bit.lyのアドオンがあり、リンクをマウスオーバーすると、本当のURLを表示してくれます。
TinyURL.com と bit.lyに対応しています。
残念ながら、j.mpに対応してないです。自分ところの(bit.lyと同じ)なのに~。
Firefoxがブラウジングに便利なツールというのが、ここでも発揮されますね。
(アドオン入れすぎで重くなってますが。www)
>コメントする