ネット上のサイトでは、Cookieと呼ばれる仕組みを利用して、サイト内の行動履歴(ログインなどを含む)を保存していることがあります。
これを活用して、よく見るコンテンツの種類に応じて表示する広告を切り替える「行動ターゲティング広告」というのがあります。
これを、無効にする方法があります。
今日、産経新聞で「楽天 サイト閲覧情報収集し広告配信 無断利用に批判 政府問題視」という記事が出ました。
通常、行動ターゲティング広告は、「自社内」のみで行動履歴を活用されますが、楽天は他社に提供しています。
そこで、楽天では、行動ターゲティング広告を無効にするページを公開しています。
しかし、Firefox 3.0以降、Internet Explorer 8.0に限りますが、無効にする方法があります。
◆Firefox 3.0以降の場合
- [ツール]→[オプション]をクリック
- プライバシータブをクリック
- 「Firefoxの終了時に履歴を削除する」にチェックを入れて、「設定」ボタンを押す
- 「Cookie」にチェックを入れる
- 「OK」ボタンを押して、もう一回「OK」ボタンを押すと設定完了
ちなみに、私は4番のところで、「保存されているパスワード」以外に全てチェックを入れています。
◆Internet Explorer 8.0の場合
- [ツール]→[インターネット オプション]をクリック
- 「全般」タブの中の「閲覧の履歴」にある「終了時に閲覧の履歴を削除」にチェックを入れる
- 「OK」ボタンを押すと完了
以上で、ブラウザを完全に閉じる度に、Cookieが削除されます。
これによって、各サイトに対しては毎回「初めて訪れる訪問者」という扱いになります。
そして、行動ターゲティング広告をブラウザを閉じる度に無効に出来る、というワケです。
冒頭の楽天のお話しにも対応します。
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