最初は、基調講演(1) 「Firefox Mobile -The One Web-」ということで、Jay Sullivanさん (Mozilla Corporation モバイル担当バイスプレジデント)による講演がありました。
(同時通訳)
パソコンを持って行ってなかったので、手書きでざっくり書いてるので、間違っていたらスミマセン。
【時代背景】
8億5千万のインターネット接続ユーザーがいる。
30億の携帯電話ユーザーがいる
国によって状況が違う。
例えば、ナイロビでは銀行口座よりも、携帯電話ユーザーの方が多い。
【Fennecとは】
Firefoxをモバイルへ導入するためのプロジェクト。
Firefoxは非常に成功している。
この成功をモバイルへ導入したい。
モバイルでは、良く画面が狭いとかCPUが低速とか負の部分が見られがちだが、そうではなくて、良い部分を見ていくようにしている。
【フィーチャー】
出来るだけキー入力を減らすようにしている。
スクリーンすべてを使ってコンテンツを表示出来るようにしている。
メニューなどは、スクリーンを左右にドラッグすることで表示させる。
1)右から左へドラッグ
設定メニューを表示。
・各種設定
・ダウンロードリスト
・アドオンリスト
2)左から右へドラッグ
開いている画面一覧を表示。(タブの一覧みたいなもの)
モバイルだからと言って妥協はしない。
ロケーションバーの左側にはサイト情報を表示するアイコンを配置。
セキュリティに配慮している。
JavaScriptをサポート。
TraceMonkey(JITコンパイラ)で高速に処理を行うことで、ARMベースでも高速に動作する。
HTMLの世界を独占したいのではなく、イノベーションを推進したいと考えている。
Firefoxなどで進化したものがOperaやInternet Explorerでも採用されるようになると良いと考えている。
【将来】
多くのモバイルプラットフォームと、カメラやGPSなどのAPIに対応したい。
対応したいと考えているプラットフォーム
・SymbianOS
・WindowsMobile
・iPhone
・Android
・LiMo
慎重にネイティブアプリケーションを開発しなければならないと考えている。
→開発をした後に、どのように配信してユーザーに届けるか?
【ロードマップ】
・12月に2回目のアルファ版をリリース
・2009年上半期にフルリリース
このときには、WindowsMobileとLinuxに対応。
SymbianOSも間に合わせたいけど、ちょっと分からない。
【質疑応答】
Q:SilverliteやAdobeAIRへの対応は?
A:良い質問ですね。
Flashは残ると思います。
Adobeとも協力しています。(注:答えになってなかったような・・・)
Q:日本のキャリアと話しはしてますか?
A:しています。
彼らもCHTMLなど閉ざされたものから、フルHTMLへの対応を考えています。
しかし、急いでもいません。時間がかかります。
他国に較べて遅いです。
【Firefox3.0のお話し(まとめページ)】
【Firefox Developers Conference 2008のお話し】
【Firefox関連サイト】
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