α900をソニービル銀座で触る

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ソニービル銀座の6Fに「αコミュニティ」というのがあって、α900を先行展示しています。

今日は少し遅い夏休みだったので、昼過ぎに出かけてきました。

6Fのαコミュニティのフロアには既に2人のお客さんが手にとって、用意されたオブジェを撮影していました。そして、3人の待ち人がいて、私は4番目。20分くらいカタログを見ながら待ってると順番が来ました。

 

最初は縦位置グリップ無しで。

35mmフルサイズデジタル一眼とは思えない軽さで、ビックリ。むしろ、付いていた「Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM」のせいで重いと思うくらいです。

ファインダーはカタログ通りに広く明るいものです。

シャッターはキレのある「カシュッ」という音で切れます。

また、有効2460万画素とは思えない軽快さで連写します。カタログでは秒間5コマとなっていて、画像処理回路「BIONZ」が2個搭載して並列処理することで実現しているとのこと。
画像処理回路を2個搭載するのはキヤノンのEOS-1Ds Mark IIIと同じですね。

 

次に「50mm F1.4」を装着。

ちっちゃっw

もう、小さすぎます。

しかし、このレンズ、ソニーになったらちょっと質感が・・・。ミノルタ時代のNewの方が良かったと思います。

 

縦位置グリップ「VG-C90AM」を装着。

縦位置にしても横位置と同じ感覚で撮影可能です。これはα700のときもそうでしたね。シャッターボタンの位置が横位置の時とほぼ同じです。このあたりもコニカミノルタからの良いところを引き継いでいます。

 

最後に「DT 18-70mm F3.5-5.6」を装着。

DTレンズはAPS-C専用レンズなので、一般的な35mmカメラの場合は周辺が丸く「ケラレ」ます。
しかし、α900では露出性能が出ないため性能の保証はしないものの、センサーの読み出しが自動的にAPS-Cサイズになり1200万画素相当での撮影になります。CMOSセンサーの画素ピッチは同じなので、つまり、α700になるってことなんです!(ウソですw)
ファインダーを覗くと丸くケラレてますが、補助線があるので、フレーミングは可能です。

画素数が減るから連写スピードが速くなるわけではないそうです。(笑)

話を聞いたところ、ミラーユニット・シャッターユニットなどのメカの部分を含めて、最大秒間5コマの連写スピードとのこと。

 

最後に、一点だけ、小さい気になる点を聞いてきました。

それは、コンパクトフラッシュとメモリースティックDuoのダブルスロットにも関わらず、片方が満杯になったらもう片方に切り替える機能が無いことです。

α700でも無かったので、α900には付いてくるかと思いましたがありませんでした。

結論としては付いていないということで、その点は別の手段で簡単に扱えるように、社内で提案していきたいとのことでした。ちょっとだけ残念~。

 

液晶は92万画素あるだけあってとっても見やすいです。

 

絞りのプレビューボタンを押してから放すと、液晶にプレビュー画面が出ます。プレビュー画面は保存はされていません。

ここで露出補正などをしてから、もう一回シャッターを押すことで撮影されます。

ライブビューが無い代わりに搭載されている、細かい気の利く機能です。

 

しかし、これで、一通りラインナップが揃ったということですね。

コニカミノルタからデジタル一眼レフカメラ事業を引き継いで2年半。

α100からスタートし、着実にラインナップが増えてきました。

それでもニコンやキヤノンには、ラインナップの充実さと販売シェアでは敵いませんが、500mmレフレックスを持っていたりと、コニカミノルタの資産を活かしつつ、ソニーの道を歩んで欲しいですね。

個人的な次の機種は、α史上最軽量のデジタル一眼!

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