XAMPPでバーチャルホストをローカル環境に導入

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ホームページを作成しているときに、ローカル環境(私の場合はWindowsXP)にHTTPサーバを導入していると、本番サーバと同じ環境で確認できるのでとても便利です。
今回はHTTPサーバなどを含むソフトウェア「XAMPP」を導入し、更に複数のサイトを運営するときに便利なバーチャルホストの設定を行いました。

1.Windowsのhostsファイルを編集

C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\ にある hosts というファイルをテキストエディタで開きます。 一番最後の行に 127.0.0.1 localhost とあるので、その次の行に下記のように追加します。 127.0.0.1 test.osoe.jp

上書き保存したら、Windowsを再起動します。

2.XAMPPを導入

XAMPPを配布しているApache Friendsのサイトからダウンロードしてインストールします。(2007.11.11現在、バージョンは1.6.4) 今回はインストールディレクトリは標準(C:\xampp\)のままインストールしました。

3.バーチャルホストの設定

httpd-vhosts.conf をテキストエディタで開きます。XAMPPを標準でインストールしていた場合は、 C:\xampp\apache\conf\extra にあります。

【変更】
##NameVirtualHost *:80

NameVirtualHost *:80

【追加】ファイルの一番最後に下記を追加します。
EドライブにE:\aaa\aaa というディレクトリを作成しているときの見本です。

<VirtualHost *:80>
DocumentRoot C:/xampp/htdocs
ServerName localhost
<Directory "C:/xampp/htdocs">
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews Includes ExecCGI
AddType text/html .shtml
AddHandler server-parsed .shtml
AddHandler cgi-script .cgi .pl
AllowOverride All
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
DocumentRoot E:/aaa/aaa
ServerName test.osoe.jp

<Directory "E:/aaa/aaa">
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews Includes ExecCGI
AddType text/html .shtml
AddHandler server-parsed .shtml
AddHandler cgi-script .cgi .pl
AllowOverride All
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

</VirtualHost>

4.XAMPPを起動し、Apacheを起動します

すでにApacheが起動していたら、一旦停止して、再度起動します。

5.ブラウザにバーチャルホスト名でアクセス

上記の見本設定の場合、 https://localhost/ https://test.osoe.jp/ の2つにアクセスできます。 前者はXAMPPのステータス画面を表示し、後者は自分のホームページを表示します。

今回、NAS(玄箱HG)にネットワークドライブ名を割り当てて、そこに設定しようとしたのですが、なぜか上手くいきませんでした。httpd.confをいじったり、セキュリティソフトのファイアーウォールを一時的にオフにしたりと、3時間くらいはまってましたが、諦めてPCのローカルディスクに設定しました。

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