IPアドレスからアクセス元(接続元)の地域を知るサイト

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住所までわかるんじゃねーか(分かるわけねーよ)とか、個人名まで分かるんじゃねーか(分かるわけねーよ)とか、何かと誤解が多いアクセス元(接続元)IPアドレスですが、少なくともアクセス元(接続元)の地域(都道府県や市区町村)までは分かります。

IPアドレスは、一般のユーザーはプロバイダ経由なので、接続が切れたりすると割り当てられるIPアドレスが変わっちゃうので、個人の特定までは出来ません。
(もちろん、違法行為があったときに警察が捜査令状を持ってプロバイダに開示依頼があれば、個人は特定されますよ)

でも、プロバイダも地域(都道府県や市区町村)毎に割り当てているIPアドレスの範囲は決めているので、最低でもここまでは分かるわけです。

有料のサービスだと、「サイバーエリアリサーチ株式会社」があります。

無料のサービスだと、「IPひろば」があります。
このIPひろばは前述のサイバーエリアリサーチ株式会社が運営しています。

なんで、アクセス元(接続元)のIPアドレスから地域を割り出す必要があるかというと、マーケティングに利用出来るからです。
個人では使い道がないですが、何か面白いサイトを作るときには役に立つかも)

例えば全国にチェーン展開している企業があり、地域ごとにキャンペーンの内容や時期が違うとします。
普通、ユーザーはホームページから自分が住んでいる地域を探し、近くのお店を探さないといけない、という手間が掛かります。

でも、IPアドレスから地域が分かれば、ホームページのトップページでアクセス元の地域のキャンペーンを一発で表示することが出来るわけです。

この、サイバーエリアリサーチ株式会社の技術を使っていて、簡単にホームページに実装出来るサービスがアイオイクス株式会社の「DLPO」です。
勤め先でも使っていますが、バッチリ、アクセス元の地域に応じたキャンペーン情報が表示されるようになりました。
お客さんにとって便利になったと思います。
実装はとても楽ちんです。

で、なんで、こんな話を書いているかというと、今日Movable Typeのログを見ていたら、表に出していないブログ内検索機能が利用されていて、おかしいなぁと思ったからです。(通常はサイトの右側に置いてるGoogleカスタム検索です)
「DLPO」を知っているので、地域まで分かれば「いたずら」かどうかなんとなく分かると思いました。
そこで、Movable Typeに記録されていた接続元IPアドレスを元に、地域が分かるサイトはどっかにないかなとおもってググっていたら、IPひろばに辿り着いて、運営元をみたらサイバーエリアリサーチ株式会社に辿り着いて、あれ、ここってと思って更に探していたら、DLPOに辿り着きました。

ちなみに、検索機能を使っていたのは、「Googleのボット」でした。
お前、Googleカスタム検索使ってるだろうがよ。www

まあ、一般ユーザーの使い道としては、こんなものでしょうね。

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